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MLB,特にブレーブスについてのトピックを不定期投稿

2021MLBドラフト ブレーブスの指名予想

明日7月12日に迫ったコロラドで開催されるMLBドラフト。本来ならアトランタ開催だったはずなのですが・・・ という訳で今回は全体24位指名権のあるブレーブスの指名予想です。戦力均衡ラウンドはブレーブスにはありません。アクーニャの怪我で長く書く気にならないので詳しく書くのは1巡目だけです。2巡目以降は現状のプロスペクトから踏まえた簡単な予想で済ませます。         

 

一巡目(全体24位) 

Michael McGreevy. (UC サンタ・バーバラ大 21歳) 

ブレーブスの指名は近年の指名から予想するに大卒選手です。昨年のシュスターのように契約金が安く済むような指名を予想します。大卒は高卒に比べ契約金が比較的安いんです。MLBドラフトにはボーナスプールという制度があります。これは1〜10巡目までに指名された選手の契約金が各順位に指定されている基本額を超過すると罰金が課されます。前GMの時は超過を気にしない指名でした。2018ドラフトでは、高卒のカーター・スチュワート(現ソフトバンク)を指名しています。尚、彼とは契約が難航し、結局は超過しませんでした。現GMのアンソポロウスはこのような指名はしないと思います。大卒投手でこの順位まで残っていそうなのにWill Bedner等もいます。おそらくMcGreevyの方が先に消えるので、彼に逃げる可能性もあります。 

説明が遅れましたが、McGreevyはコマンドが優秀な投手です。90マイル前半のフォーシームと切れるスライダー、大きなカーブを武器とする投手です。チェンジアップはあまり良い球ではありません。同校の先輩であるインディアンスのエースであるビーバーとよく比較されています。 

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2巡目以降はおそらく野手が多い指名になると思います。特に内野手です。今のブレーブスのプロスペクトで若い年齢層で二遊間を守れる選手はBranden Shewmakeくらいしかいません。今季、今の状態ならブレーブスは売り手に回る可能性がまぁまぁあるのでプロスペクトが増えるかもしれませんが、そこの最終判断はレイズ、パドレスとの連戦の戦い次第です。長期的な再建はまずないと思いますし、来季のドラフト順位が多少なりとも上がるのなら、今季無理して勝つ必要もないですし。ただ、今のブレーブスには、ドラフト全体1位指名権を争える圧倒的な弱さは無いので大量の選手の放出はないと思います。なのでプロスペクトが爆発的に増えることはないでしょう。よって、今季のドラフトでは足りない二遊間のプロスペクトを補充して欲しいですね。